岩谷技研

岩谷技研

「2023年度、気球による宇宙への旅を実現」
株式会社岩谷技研は「週末、宇宙行く?」が実現する世界を目指し、高高度ガス気球(スペ ースバルーン)による高度25kmの宇宙遊覧を計画している。

最新技術を活用した同社独自の特殊バルーンは、環境負荷の小さいヘリウムガスを使用。
また、安全で快適な宇宙遊覧を可能にするため、キャビン「T-10 Earther」には、骨格設計 や機密構造に数々の特許技術が組み込まれている。
これにより、機内の気圧変化は旅客機より小さく、振動や揺れは新幹線よりも小さい。

さらに、地上と同じ1G(重力加速度)という身体負荷のため、特別な訓練を必要とせず、子 どもから大人まで誰でも宇宙遊覧に参加できるという。

滞空時間は4時間。キャビンは2時間かけてゆっくりと上昇し、高度25kmで1時間滞在する。
キャビンに施された直径150cmのドーム型窓から、眼下に広がる地球を眺めた後、再び1時 間かけてゆっくりと降下し地上に着地するというスケジュールだ。
同社は、将来的に100万円台でのサービス提供を目指しているという。 早ければ2023年度中にも、気球による宇宙遊覧の商業運航を開始する予定だ。

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